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12月の誕生石 〜ラピスラズリ編〜

 

前回の記事では12月の誕生石の1つ、ターコイズをご紹介しました。
誕生石に相応しい寒い冬にバッチリな宝石でしたね。

そして今回は、より幸運の石として有名で、人気の高い「ラピスラズリ」をご紹介したいと思います。

ラピスラズリは人類に認知され、利用された「最古の宝石」と言われ、歴史は非常に長いです。
日本では、ラピスラズリのことを「瑠璃」と呼び親しまれています。

ラピスラズリは9月の誕生石として紹介されることも多いのですが、それは古くは「サファイア」と混同されていたことから来ています。

数多くの誕生石が登場する聖書において、サファイアとして扱われているものの多くは実はラピスラズリであるという説があります。

古代ローマの自然史家の大プリニウスが残した記述からも、当時サファイアとして扱われていたものと現在のサファイアは別の物であると見られ、当時はラピスラズリもサファイアと呼ばれてたと考えられています。

パワーストーンとしては「最強の聖石」とまで称される程で、邪気や災難などを払いのけ、幸運を運んでくると言われています。
その一方で、持ち主に試練を与えるとも言い伝えられています。
しかし、それは苦難を招くということではなく、その試練を乗り越えた時に持ち主が成長できるよう促しているのだと言います。

そのため、数々の伝承や宗教にも名を現し、仏教においては極楽浄土は金銀やいくつかの宝石で出来ているとされ、その中の一つに「瑠璃」という名前で登場しています。

古代エジプトでは「死者の書」において死者の旅路を守る石とされ、かつては黄金に並ぶ価値を持っていました。
ツタンカーメン王の棺にも多く象られていたため、その力が広く知られていたことが伺えます。

ラピスラズリは着色のため顔料として使用されることも多く、その色味は深い海を思わせるような濃紺で、ウルトラマリンブルーと呼ばれています。

画家のフェルメールが塗料としてラピスラズリを利用したことは非常に有名ですね。
古代ローマ史においては、”愛と美の女神ヴィーナス”に捧げる石として、恋愛に絶大な力を発揮すると言われていました。

これを始めとし、世界三大美女と数えられるクレオパトラも化粧品としてラピスラズリを使ったとされ、美女と深いつながりがあるように見受けられますね。

いかがでしたでしょうか。
これ程たくさんの言い伝えがあるところを見ると、本当にすごい石なのかも?と思えてきますね。