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グランドセイコーのデザインの秘密について

 

世界中に、多くの時計を製造しているメーカーがあります。
日本にも世界に名を連ねる時計メーカーがあり、その一つが、セイコーホールディングス株式会社です。

 

ブランドとしてはSEIKOが有名ですよね。日本初の腕時計の製品化、そして世界初のクオーツウォッチを製品したメーカーであり、時計関連では世界中で名を知られているほど有名でもあります。
そのセイコー時計のブランドの一つであり、最高峰に位置するものがグランドセイコーになのです。

 

グランドセイコーは、1960年12月に世界最高級の腕時計を作るという、決意から誕生した腕時計です。
日本を代表とする時計として、高精度を実現するために時代の常識を塗り替えて、精密なものを製造してきました。

 

しかし、グランドセイコーが目指していたのは、高精度であるだけでなく美しさや見やすさ、使いやすさなど、時代に流されず「燦然と輝くウオッチ」を目指したデザインになります。
それは、「セイコースタイル」というデザイン理念から生み出されたものです。
これらの理念から作られたものが、セイコースタイルを確立した「44GSモデル」であり後のグランドセイコーに大きな功績を遺すことになります。

 

燦然と輝くウオッチを作るために「44GSモデル」では、3つの方針を規定することになり、それを実現させるために、9つのデザイン要素を組み込んでいます。
1つ目が他のインデックスよりも2倍の幅を持たせた12時のインデックスであり、時間を読み取りやすくしています。
2つ目がインデックスを多面体にすることで、きらめく美しさと共に正確な時刻を伝えることを可能にしました。

3つ目がガラス縁上面を鏡面研磨することで、平面と斜面のつなぎ目のエッジをしっかりと際立たせています。
4つ目がケース平面を鏡面研磨することで、固く鋭い印象を与えることで燦然と輝くケースを実現させました。
5つ目がりゅうずを半ば胴に埋まるポジションにすることで、心地よい装着感を生み出しています。

6つ目がインデックスと針をそれぞれ際立たせるために、フラットダイヤルを採用したこと。
7つ目に多面体カットした太い分針を使うことで、美しさだけでなく視認性を良くしました。
8つ目が接線サイドラインを大きく曲線を描くようにすることで、鋭い印象を和らげています

そして最後に、逆斜面形状のベゼル側面とケース側面により、美しい影を作り表現を豊かにしています。

このようなデザインの要素が折り重なり、グランドセイコーは時計の本質を表しています。
細かいところまで気を配り、洗練された装いをしたい方に、このようなグランドセイコーの時計をぜひお勧めしたいです。